とてもとても ピアノのタッチが弱い人が
いらっしゃる。
性格によるのだろうか?
反対に強すぎて とてもきれいとは
言えない人もいた。
先日の 脱力法の講座では
先生が
こうすると、このような汚い音
こうすると、同じ曲でもこんなにきれいな音になると
弾き比べをしてくださった。
私の感じる音、
間違ってなかったなぁ…と。
でも、そのタッチの強さの差と
脱力の美しい響きを
生徒さんに学びとってもらう、
指導することはとても難しい。
ご立派な先生のところには
始めからしっかりと弾ける生徒さんが
集まるので、
脱力法の指導はあっても、
タッチが弱すぎる生徒さんの
悩みはないかも。
いろんな方が来られるから、
その対応は 一人一人
本当に難しく感じる。
今日の小学校高学年の男の子、
ものすごくタッチが弱い。
大きな体してるのに
どうしてだろうと…
姿勢も悪い。
そういえば
大人のタッチの弱い人も
背中が丸くなって
弾いておられるなぁ。
小さい音しか出ないのは
力が入っているから、と聞いたが、
どうみても 力が抜けすぎ ??
そんなことが レッスン中に
頭をよぎる。
スポーツができる子供は
ピアノも上手いという話を聞いた。
そこで
このタッチの弱い男の子に
“スポーツは好き?”
と聞いたら、
“嫌いではない” と答えたが、
一緒にレッスンに来ている妹ちゃんが
“お兄ちゃんは、お父さんにも スポーツしたらいいと言われるのに、しないんだよ”
と 横から話をしてきた。
う〜ん、なるほど、
やっぱり、
サッカー少年が
ピアノコンクールで賞をとるくらい、
サッカーもピアノも上手というのは
本当? と心の中でつぶやく
発表会で
♪ エリーゼのために を弾きたいという。
“一生懸命に練習できる?”
と聞くと 頷くのだけど…
4月の発表会までに
曲が弾けるように
しかも 弱々しいタッチの改善と共に
私の大きな課題となりました
東京芸大出身の先生のように
詳しい分析などは無理ですが、
私なりに試行錯誤して
この課題を 研究してみようと思います。
発表会で
その子なりに素敵な演奏ができたら、
生徒さん自身も 私も
大きな成長になると期待して…
Masayo-music ♪