楽器のできる人、できない人…そして ♪

音楽が好きだという人の中には
楽器ができる人と
できない人がいる。
また、楽器ができる人の中には
即興演奏ができる人と
できない人がいる。
子ども頃からピアノの特訓を受け、
音大に行き、海外留学もして、
超絶技巧の曲を鼻歌交じりで弾く人が
楽譜どおりの演奏ができても
簡単な童謡すら、
伴奏をつけて弾くことが
できない…

先日、

ブログでご紹介した
“誰も教えてくれなかった
ジャズの聴き方”
の本の1部の初めに書かれています。
即興演奏ができる…
これも子どもの時から
トレーニングを受ければ
身につきます。
ヤマハの音楽教育は、
それにあたります。
子どもさんには
どちらを身につけさせたいかを
考えて、お教室を選ばれるといいと思います。
私は 一応、前者の方で
小学校1年の時は、聴いた音楽を
伴奏つけて弾いていました。
今のように楽譜がたくさんある時代では
ありませんでしたから、
テレビアニメの曲は
耳で覚えたもので、伴奏つけながら
弾いていました。
歌謡曲は
平凡、明星の付録の
コード付きメロディー譜で伴奏して弾く。
自分ができると
当たり前だと
思ってきましたが、
こうはっきり、
即興演奏ができる、できないが、
二手に分かれているとは思いませんでした。
コードを知ると
楽譜も早く読めますね。
先生はどうして、そんなに楽譜読むのが
早いのかという質問が結構多いです。
例えば、次のようなもの

(ツェルニー 125のパッセージより)

生徒さんの多くは、
ラドミ、次はドミラ、次はミラド…
と一音一音丁寧に読譜していきます。
でも、これがラドミの和音
コードのAだとわかれば、
3つの音を転回するだけで、
あっという間に1段めの4小節が弾ける
のですよねウインク
私の生徒さんたち、
子どもさんはもちろん、
ジャズを弾きたい人、
大人の方、特に男性は
コードをレッスンに多く
取り入れています。
先ほどのような簡単な曲からでも、
コードの勉強して、
練習していくといいと思います。
この10年ほどは
二人のピアノの師匠は
クラシックの曲でも
まずコード付けをしてくるように…
とよく宿題が出ています。
ブルグミュラーにもコード付きの本が
出ていますね。
急に即興演奏は
難しいかもしれませんが、
まずはコードを知ることが
いいと思います。
ギターをやってらっしゃる方は
コードを知っているので、
大人になって初めての鍵盤楽器でも
理解が早く、
ポピュラーもクラッシックも
マスターが早いですウインク
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