私が30歳前後の時に
移動した楽器店で、
個人で主にエレクトーンを
教えている先生方の
お仲間に入れていただきました。
熱心な先生方ばかりで、
毎年、
生徒さんの人数に合わせて
数人のグループを組み、
3日間にわたる大がかりな
エレクトーン・ピアノ発表会が
行われていました。
毎年、春に発表会があるということで、
生徒さんにとっても
レッスンの1年のサイクル、
流れとなっていました。
HSのエレクトーンがステージに並ぶ
大きなホールでの発表会。
最後に講師が
ステージに立ち、
講師紹介がありました。
たくさんの花束をいただき、
写真撮影する…
今から考えると
毎年、なんの変化もないけど、
一年に一度
充実感を味わえる日を目標に
何の心配もなく
レッスンをしていた頃です。
その時の年齢層といえば、
まだ若い方だったでしょうか…
20歳になったばかりの若い先生が
毎年新しくメンバーに加わり、
大ベテランの先生方が半数は
いらっしゃいました。
そして、今はどうなったか…
残念ながら、
もうその講師グループは
なくなったそうです。
私は、環境が変わった15年ほど前に
子どもの頃からお世話になっていた
楽器店にまた戻っていました。
こちらでお仲間に入れていただいた
講師グループは
年齢関係なく、途中からなので
新人と言える立場。
でも、この15年ほどの間に
私のあとに
新しくメンバーになった方は
ほんの数名。
20代の方たちは全くいない。
若くて30代以上でしょう。
私は、たぶん歳上の方から
数えた方が早い位置にいます。
私たちの年代、何歳になろうと
いつまでもやり続けたい気持ち…
でも、この音楽講師たちの世界、
若い方たちの居場所が
こんなにも少なくなっている?
他の新しいことをやっているの?
それでなくても
時代が変化しようとしている今、
私たちは
どうするべきなのか、
とても考えてしまいます。
Masayo-music ♪