今日は、復帰して
2回めの月曜日レッスン。
私より歳上の方ばかりのレッスンです。
先週、大雨警報で
レッスンが休講になったので、
その振替のレッスンで来られる生徒さんは、また7ヶ月ぶりでした。
長くレッスンを続けていただくと、
お互いに親近感が増してくるので、
いろいろとお話がはずんでしまいます。
“レッスン時間は守らないと
生徒さんの大事な時間を奪うことになる”
とおっしゃる先生がいます。
確かにそうだと思いますが、
私の場合、このコミニュケーションが
お互いの暗黙の了解で、
レッスンの一部分にもなる、
逆に大切な時間だとさえ
思っています。
しっかり音楽の技術や知識を学びたい、
真剣に専門的なことを教えたいという時はこうはしていられませんね。
もちろん、生徒さんによっては
そうしています。
先ほどの生徒さんは、
いつもしっかりとしたタッチで、ピアノを弾かれます。
今日もしっかりと練習されているので、
少しのアドバイスをして、
何度か弾いていただき、
次々と進んだわけですが、
最後に選んで来られた曲を
弾いてもらったら、
やはり、今日一番気になった
右手の小指の音の出方が弱いのです。
再度、それを言ったら、
実は小指が痛いのだと…
小指の第一関節が
小さくですが、赤く膨れ上がっています。
” へバーデン結節 ”
というそうです。
加齢とともに
また40代くらいから
関節に痛みや変形が起こる病気です。
女性ホルモンの影響も受け、
手指をよく使う女性に多いそうです。
ピアノを弾いていると
この症状が良くなるかと思われているようでしたが…
今のコロナ感染のことで
病院に行きにくいのだそうです。
女性の身体って
本当に複雑、デリケートですよね。
お若いピアノの先生や
ピアニストさんたちは、元気そのもので、
考えることもできないでしょうが、
いつまでも同じというわけには
いかなくなる時もくるわけです。
このたびの私が突然、病気になったこともですが…
普段から健康に気を配ることは大事だし、
ピアノが今弾けることは、
本当に幸せなことです。
私もずいぶん頑張ってきましたが、
生徒さんに迷惑かけつつ、
今月のレッスンは
今までの1/4に減らしてスタート。
“今までと同じようにはいかないから
無理はしない、休み休みにしなさい”
もう何人ものご年配の方々からも
言われ、それを受け入れ始めています。
頑張り屋さん、
手指、器用な方ほど、
お気をつけて下さい。
Masayo-muse ♪