4歳から始めた音楽。
たまに人が来ると、楽譜の多さに驚かれていました。
何度かの引越しで、だいぶ処分しましたが、それでも毎月、数冊は買ってしまうので、増える一方です。
たくさんの楽譜があっても、何の曲がどこにあるかも頭の中にちゃんと把握していて、いつでもパッと取り出せていました。
でも、10年ほど前から、新しい楽譜の中の曲は、特にすぐ忘れる。古い楽譜もたまに見ると、こんなのあったなぁと忘れているのも多くなってきています。(頭の容量がいっぱい…ということにしておきます)
たまに整理をしないといけません。
昔のアレンジした楽譜を入れた古いファイルを取り出しました。楽譜を見れば、この曲、作ったなぁと思い出しますが、どんなにしょぼいものかと思ったら、なかなか凝ったことをしている、子どもの頃の自分の楽譜を見て、驚く私です。
今のように、弾きたい曲の楽譜はどんどん出版され、簡単に手に入れることができなかった時代。
とにかく、エレクトーンを習っていた小学生は、先生に毎回、” アレンジ、アレンジ”、”レコードを聴きなさい”とばかり言われていたのを思い出します。
五線紙だって、あまり売っていませんでしたし、微妙に今のA4サイズより大きいかな。ファイルからはみ出ているところが傷んでいます。
コピー機もない時代。
父に会社に持って行ってもらい、印刷してきてもらった楽譜。
先生からお借りする楽譜は、先生に言われて、写真やさんに行って、青写真に。
そんな時代に作ったアレンジ楽譜。
モーツァルトやベートーベンだって、子どもの頃に作った曲が今でも引き継がれているのだから…と
今のエレクトーンでリメイクして弾いておきたいなと思っています。