いつも明るいのに、今日はドアを開けた時から、元気のない生徒さん。どうしたのかな?
ピアノは弾いてくれましたが、調子が出ません。
誰だって、気分も調子も波があります。大人だけでなく、子どもも。
学習塾でも良い成績とっているかと思えば、びっくりするほど成績が下がったりということもあるのです。その下がった時にどう対処するかが大事。
その時に叱ってしまうともっと嫌になってしまうので、できるだけ明るくあっさりと希望を持てる言葉がけが一番です。
大人は、自分で体調が悪かったり、気分がのらないときは、自分で対処します。考え方を変えたり、気分転換したり、休んだり…。気分がのらないときに何かやっても捗らないし、頭にも入っていきませんよね。
子どもも同じです。気分がのらないのに、無理じいは禁物。そんな時は、”気分転換”をさせる。よく、お母さんたちから、「先生は叱らずに気長に子どもと対応できますね」と言われますが、今までのいろいろな経験と私の少しのんびりした性格で子どもさんの気持ちを察して、ゆったりと自然体で接するようにしています。
子どもでも、自分のことはよくわかっていますから、そのうち頑張りだします。
私がピアノをたくさん弾いて聴かせたり、オルゴールの音楽聴いたり、学校の好きな歌を歌ってもらったり、聴音の練習をしたり…
お絵かきの宿題を出しておくと、それは忘れずに持ってきてくれました。先生(私)のことは嫌いじゃないみたいだなって、ホッとし、私もレッスンをがんばろと思うのです。