今年のエレクトーン発表会

毎年恒例12月のjetカーニバル

毎年、12月に行われるjetカーニバル(エレクトーンの発表会)は、感染拡大しているコロナ禍の中、今日、無事に開催され、無事に終了いたしました。私にとっても、今日、出演くださった生徒さんにとっても、今年、やっと1回きりの最初で最後の感動的なステージとなりました。

昨年、このカーニバルの1週間後に、私は思いもかけない入院となり、それからレッスンを半年休みました。代行の先生にお願いしたものの、コロナの感染拡大で休講になったり、私のレッスンの再開を待っていてくださった生徒さんなど、大変迷惑をかけましたし、この1年を振り返ると、今日の発表会はいつもになく感動をしました。本来なら、4月に私の教室の発表会をする予定でしたが、昨年のうちに延期が決まってしまっていました。結局、今年はどちらにしても4月の発表会はできない状態でしたが・・

生徒さんたちはみんな、4月の発表会のために昨年から曲を決めて練習に取りかかっていました。それが、いつまでも曲の完成がなく、もちろん発表の場もありません。私はなんとか、それをこの12月の発表会で完成させたいと思い、どのような状況になるかは全く予想できませんでしたが、自分の体や考え方を前向きに考えるのと同様に、前向きな考えを持ち、生徒さんに参加を促すこととなったわけです。(ピアノの子どもの生徒さんたちは来年5月の予定です)

今日の開催まで、本当にどうなるかがわからない不安な気持ちも少しありましたが、今回、参加くださった生徒さんたちは、とても熱心に今日まで取り組んでくださいました。7名の方のエレクトーン演奏。お一人お一人の演奏は、とても素敵でした。特に最後の二人は、私がレッスンを休んでいる間にも、新しい曲を決めて、エレクトーン2台を使っての演奏「スターウォーズのメドレー」は、今日の最後の演奏として、迫力もある最高の演奏で締めてくれました。とても感激でした。

昨年の入院中は、もう2度と音楽講師はできないだろうと悲しい思いでいましたが、1年経った今、またこうして、生徒さんたちの素晴らしい演奏と感激を味わうことができ、私にとって波乱万丈の1年とはいえ、自分の成長にもなる素晴らしい1年となりました。そして、生徒さんも含め、周りの方たちの温かいお声かけと支えがあったからで、本当に感謝しています。

これからも一日一日を大切にしながら、音楽を楽しむための、音楽が生活に潤いを与えるものとなる、そんな教室を続けていこうと改めて思うのです。