子育てのためのピアノ♪読んでほしい本②

だからピアノを習いなさい 黒河好子著 (ヤマハミュージックメディア) 初版2016年10月

幼児教育は大切です。しかし、やり方を間違えると大変なことになります。私もいろいろな子どもさんを見てきました。子どもが嫌がっているのに、押し付けはもっとよくないです。何も身につかない上に、子どもさんを潰してしまうことだってあるのです。昨日、ご紹介しました本には、英才教育を受けた20%が犯罪者になっていると書かれているのには、驚いてしまいました。IQが高いだけではいけません。EQ(心の知能指数)を高めた方がいいと言われるようになりました。

それならば幼児期には、やはり頭も良くなるというピアノ(鍵盤楽器)を習わせるのがいいのではないでしょうか・・音楽レッスンの中で多くのことが学べます。幼児用のピアノ教材の中の楽譜を見ることで、数を数えることも、歌で文字を読むこと、ピアノを弾くことで記憶する力、人の心がわかる感受性も養うこともできる・・

この本には、なぜ、子どもにピアノが良いのかということを、年齢別にも詳しく書かれています。そして、あとがきは、「いずれやめても良いからピアノを習いなさい」というタイトルになっています。将来につながる幼児期の音楽教育の素晴らしさを改めて感じさせます。