(写真手前は、グランドピアノ鍵盤蓋ストッパー “コティール” 石田ピアノ調律プロモーション)
https://ishida-piano.com/blog/20201218-1153/
少子化の時代に、子どもさんが多い地域で音楽教室ができるようになったことをとても嬉しく思っています。
昔に比べると、今の子どもさんは本当にのびのびしていて、年の離れた大人に対しても物おじしません。何事も自由な現代では当たり前に良いことだと思っています。最初はちょっと緊張していた子どもさんも、だんだん慣れてきて、楽しいおしゃべりをしてくれる反面、たまにイタズラして帰ることも・・。
また、子どもさんは本当に敏感で、教室のちょっとした変化にもすぐに気がつきます。先日の工事から、玄関飾りを移動したため、何も置いていませんので、「あれ?今までの飾りはどうなったの?」と少し寂しそうに言ってくれました。そうなんだ〜。いつも見てくれているのなら、また飾りを置きたいなぁと思っているところです。
レッスン中は、子どもさんがピアノの上部や蓋に手をかけます。今のピアノは蓋部分は軽く作られているので、大丈夫とは思いますが、やはり時々、蓋が閉じてしまう状況があります。まだ手を挟んでしまったということはありませんが、ちょっと危ないですね。また、ピアノに私が置いている鉛筆などの文房具に手を伸ばすことも・・。そうすると、蓋の隙間にポトンと落ちて、それを取ろうとして蓋を動かしたら、ピアノの中に入ってしまい、さらに取れなくなるのです。子どもさんはびっくりしてしまいます。
そんなことを防ぐために、ピアノ蓋カバーをつけていましたが、先ほど言いましたように、蓋部分に手をかける子どもさんが多いため、軽くワイヤーで止める程度の被せ方ですので、すぐにずるずると落ちてきます。だけど、何か対策をしておかないと、調律師さんに度々きてもらわないといけなくなりますし、蓋が閉じて、子どもさんの小さな手を挟んでしまう可能性もあるということなのです。
調律師さんにご相談して、ご紹介いただいた「ピアノ鍵盤蓋ストッパー」を 今回、新しく注文して作っていただきました。さっそく、ピアノに取り付けていますが、見えにくい位置にしたつもりなのに、やはりどの子どもさんも本当にめざとくて、レッスンに来てすぐそれを見つけて、「これ、なぁに?」といじって外しかけちゃうのです・・。これには困ります。一度、物を落として、先生に迷惑をかけたなぁという自覚のある子どもさんは、すぐに理解していますが、一度説明したくらいではダメで しばらくは要注意になりそうです。子どもさんは何でも興味があり、それはとってもいいことです。だけど、教室にあるもの、先生の持ち物は、勝手にいじっていいものかどうかの判断は、できるようになって欲しいと思うのです。レッスンに来て、そういったマナーも知ってくれると嬉しいですね。