今日は、
千円札の新札が欲しくて、
銀行に行きました。
両替機はほとんど使ったことがありません。
私の前に
ご年配の女性が二人並んでて、
まぁ、時間がかかること
やっと、次は私の順番かなぁと思って
ふと機械の横にある貼り紙を見たら、
もう千円札は
もっと手前に貼ってくれないと
午前中というのに
朝一番じゃないと
千円札の新札はないんだとか。
お買い物しても
おつりの千円札はきれいじゃないし、
何のために出かけたんだろうって
感じでした。
人に渡すお金はできるかぎり、
きれいなお金を
心がけているからです。
良識ある生徒さんたちが
いつもきれいなお札でお月謝を
くださるので、
きれいなお金がいつでも
手元にある状態でした。
この半年ほど、
療養生活していたため、
” お金が動かない” ということを
経験しました。
お金を使わないということは
お財布の中に
一万円札があっても
お釣りとして入ってくる
細かいお金も入ってこないということ
なんです
お買い物もネットばかり
ということもあります。
このコロナのせいでも
そんなこと
感じた人はいるかもしれません。
ところで
“お月謝”のお話ですが、
こちらが習う立場である場合は、
私も母に子どもの時から教えられたように、お月謝は新札で月初めにお渡しするっということをしてきました。
お教室されている先生方、
お月謝のことでは
いろいろとご経験あるのでは。
破れてセロテープで貼りあわせたお札が
入っているときは悲しかったなぁ〜
くちゃくちゃの1万円札でお釣りが欲しいといわれ、新札で4000円お釣りを渡した時も悲しかったなぁ〜
支払いが遅すぎて、もう払いましたとか、
本代も支払わないで、いなくなる人もいたなぁ〜
結局、こういう方たちは
長続きしなかった…
というのが、長年の間の私の経験です。
数年前に
大ベテランの先生が
生徒さんのお母さんから
(私の2番めのお話のように)
1万円札を渡され、お釣りをほしいと
言われたそうです。
その先生は、”今はお釣りは渡せません”
と言われたら、
お金を引っ込めてしまったとのこと。
先生はとても不愉快な思いをされ、
それが、きっかけで
長年やってらっしゃった教室を
やめてしまわれた…
というお話を聞きました。
なんだか、わかる気がします。
先生たちは、
お金が欲しくてレッスンしているのではない、
生徒さんのために喜んでもらえるレッスンを常に考えて、気持ちを込めて、
先生たちは一生懸命指導にあたります。
それに対する報酬ということです。
世の中、常識なんてないとはいえ、
お金であれば、何でもいい、
お金を払っている立場の方が
上だという考えもあったり、
びっくりするようなことがあります。
何でも、人に手渡すものって、
心を込め、
気持ちを込めて…が
大事ですよね
(私は、今回、お月謝ではないのですが、
“きれいなお札がなくてごめんなさい”と
ひとこと言って、お友達に渡すつもりです)
これからの時代は
キャッシュレス化が進んでいるので、
個人のお教室のお月謝の支払いも
現金ではなく、
銀行振り込みなど、
今の新しい方法に変わっていくでしょうか?
今年に入ってから、
私がレッスンを休みましたので、
年を越しても
レッスン料未払いだった生徒さんには
銀行振り込みをお願いしました。
また、
今、オンラインレッスンの生徒さんは、
銀行振り込みしてくださっています。
楽器店でのレッスンは
楽器店にお任せなので、
その点では問題がありません
レッスン以外のストレスは
極力避けたいものですよね。
とにかく、
新札に替えるという作業は大変だと
いうことがわかりました。
ひと手間かかった
生徒さんたちの心の込もったお月謝、
それに対して、
こちら側も
生徒さんたちをがっかりさせることなく、
心を込めた、
素敵なレッスンをすること
改めて、思いました
Masayo-muse ♪