今日、”ビル・エヴァンス”の ドキュメンタリー映画を観てきました。
1950〜1960年代中心の白黒の画像とともにビル・エヴァンスのピアノの一音一音が 生々しく 聴こえてきます。
私の好きな曲が次々と 流れ、心と体に染み渡るようでした。
楽譜も読める、指も動くので、ジャズ曲が 簡単にすぐに弾けてしまうと思っている方も多いと思います。
もちろん、すぐにカッコよく弾ける感覚の持ち主さんもいらっしゃるし、
何か変だと気がつかれる人は、まだ良くて、楽譜どおり弾いてるのに 、どこが違うのと、首をかしげる人も…。
ビル・エヴァンスは、クラシックの基礎もあり、もちろん速い曲も弾けますが、
ゆっくりコードを取るだけのような、エレガントな美しい、心に響くような曲は、本当に惹きつけられます。
(映画の中でも そう言ってます)
私は、5、6年前から Jazz Vocalを 習い始めました。
♪Waltz for Debby に歌があることを知り、
ボーカルの先生に楽譜を探していただき、昨年の発表会で 歌いました。
姪っ子のDebbyのために作られたこの曲、映画の中では、実際のDebbyさんの幼い頃の写真も出てきました。
このように、ジャズ曲の歌詞や背景を知ることによって、曲を理解し、曲に対する思い入れも違ってきます。
今年3月に ニュヨーク、ニュージャージーに10日ほど 行きました。
偶然にも、ビル・エヴァンスは ニュージャージー出身、息子エヴァンと幸せな生活もニュージャージーで過ごしたそう。
また、私の行ったBIRDLANDも、ビル・エヴァンスが演奏した場所でした。
その当時の 演奏がされてるわけでもなかったのは、当然でした…(^^;
行ってきたばかりのニューヨークだったので、映画の中でイメージが広がりました。
また、ニューヨークに行かなくちゃ(*^^*)
エレクトーンで、ジャズっぽく弾くためには、いろんなところで、ジャズ音楽の空気に触れ、体ごと感じる…
一緒に 目指しましょう♪
映画が終わって、ものすごく感動して、館内をウロウロしてたら、
声をかけてくださったのは師匠…。(この映画のことを教えてくださった)
「ここは、通の人ばかりが 来てるわよ〜」・・・と。
映画は
シネ・リーブル梅田で やっています。
そのあと、神戸、宝塚(売布) あたりでも 上映されるではないかと思います。