子どもさんのレッスンの付き添いは・・

幼児さん、始められたばかりの小さな子どもさんのレッスンには、できるだけお付き添いをお願いいたします。少し大きくなって、慣れてこられた時には、もうお付き添いはいいと子どもさんの方がしっかりされる時が来ます。始めのうちは、子どもさんが不安にならないよう、安心してレッスンが受けられるように、様子をみてあげていて欲しいと思います。親御さんに、レッスンの内容もよくわかっていただけますし、宿題もすぐその場でお伝えできます。レッスンと同じことを、お家で繰り返ししていただくことや、ちゃんと宿題をこなしていただくことで、定着の仕方も進みぐあいも大変よくなります。一緒に、楽しい〜も感じていただけます。

宝塚市山手台東教室でのレッスンは、特に初めての子どもさん(または大人の初心者)向きのために開設いたしました。楽器がまだお持ちでない場合、エレクトーンとピアノのどちらのコースにも進めるように、両方の楽器を使って、レッスンを行っています。ヤマハのグループレッスン以外、他の教室ではあまり見られないかと思います。

お付き添いのお父様、お母様は、グリーンのソファにゆったりと座っていただいて、子どもさんが一生懸命取り組んでくださっているレッスンをご覧ください。

ただいま、土曜日 午前11時30分〜のレッスン 1名のみ 空き時間があります。お気軽にお問い合わせください。

余韻の残る発表会♪

発表会の写真とDVD

発表会が終わり、1ヶ月が経ちました。「発表会では、あ〜だったね、こうだったね」と参加した生徒さんに会うたびにおしゃべりしています。終わってしまえば、小さいミスなんて全く関係なくなってしまい、ステージでしっかり弾けた達成感だけが残ります。みんなが一回り大きく成長してくれたのを感じます。

レッスンに来てピアノに座るなり、発表会で弾いた曲を未だに毎回弾いてくれる子どもさんもいます。発表会の時より更に上手くなっています。もう、これだけ弾き込めば、体にしっかり入り込み、いつまでもあの時弾いたあの曲をいつまでも忘れないものになると思います。子どもさんにとっては、自慢の自信のある曲ができたということになります。あ〜、やっぱり発表会はいいなぁと思うのです。

台紙に貼られた演奏の写真が出来上がってきました。みんなの演奏する姿は光って見えました。1週間遅れて、DVDが出来上がってきました。スマホで簡単に演奏動画も撮れますが、いい場所での撮影と編集もいただいているので、大きく写し出されます。弾いている全体の表情もよくわかり、当日落ち着いて見れていない私は感動しながら、お一人お一人の演奏を丁寧に観ていきました。注文された生徒さんにもお渡しするので、きっと同じような気持ちで、そのDVDを観てくれることと思います。こんなふうに余韻が残る発表会です。

次の発表会も楽しみになってきました♫

子育てのための音楽♪読んでほしい本③

音楽は心と脳を育てていた 吉井妙子著 日経BP社 (2015年初版)

今年は、オリンピックが行われそうです。オリンピックで活躍するようなトップアスリートさんたちを多く取材してこられた方が書かれた本です。そんなスポーツ選手さんたちの子どもの頃に習っていたものは、スポーツはもちろん、ピアノ、音楽教室が多かったのだそうです。そして、そこからヤマハ音楽教室のメソッドを追求されています。

私は、まさにヤマハっ子です。4歳の時、ヤマハ音楽教室の幼児科から始まり、グループレッスンからは個人レッスンに変わって行きましたが、ヤマハの音楽教室に通い続けました。その後、講師にもなり、大人になっても、ヤマハの研修、そしてヤマハのセンターでずっとレッスンも受けています。ヤマハの音楽システムに乗っかって、その中でもう半世紀以上も人生を歩み続けている一人です。

いかにヤマハの音楽の教育システムが良いかが書かれています。ヤマハ音楽教室の卒業生は賢くなる・・のだそうです。

特別なご希望以外は、私のレッスンはヤマハの教材を使わせていただいています。研修を受けたヤマハの講師だけが使えるものです。そのテキストは、選び抜かれた良い音楽と内容だけでなく、絵本のような子どもが惹かれる絵がその曲のイメージに合わせて描かれています。このようなカラフルなテキスト(楽譜)は、他の出版社ではできないと聞いています。このテキストだけでも、子どもたちはワクワクします。

この本には、グループレッスンのことが多く書かれていますが、個人レッスンの場合もほぼ同じレッスン内容です。このヤマハの音楽教育について、詳しくお知りになりたい方は、読まれるといいかと思います。

子育てのためのピアノ♪読んでほしい本②

だからピアノを習いなさい 黒河好子著 (ヤマハミュージックメディア) 初版2016年10月

幼児教育は大切です。しかし、やり方を間違えると大変なことになります。私もいろいろな子どもさんを見てきました。子どもが嫌がっているのに、押し付けはもっとよくないです。何も身につかない上に、子どもさんを潰してしまうことだってあるのです。昨日、ご紹介しました本には、英才教育を受けた20%が犯罪者になっていると書かれているのには、驚いてしまいました。IQが高いだけではいけません。EQ(心の知能指数)を高めた方がいいと言われるようになりました。

それならば幼児期には、やはり頭も良くなるというピアノ(鍵盤楽器)を習わせるのがいいのではないでしょうか・・音楽レッスンの中で多くのことが学べます。幼児用のピアノ教材の中の楽譜を見ることで、数を数えることも、歌で文字を読むこと、ピアノを弾くことで記憶する力、人の心がわかる感受性も養うこともできる・・

この本には、なぜ、子どもにピアノが良いのかということを、年齢別にも詳しく書かれています。そして、あとがきは、「いずれやめても良いからピアノを習いなさい」というタイトルになっています。将来につながる幼児期の音楽教育の素晴らしさを改めて感じさせます。

子育てのためのピアノ♪読んでほしい本①

「ピアノ習ってます」は武器になる 大内孝夫著 (音楽之友社)

最新の出版からのご紹介です。5月10日に第1刷発行の本ですが、私がこの本を注文した時は、品切れ、メーカー再版中ですとの連絡を受けました。そして、5月31日第2刷発行の本が届きましたので、私は一気に読んでしまいました。私が、長年レッスンをしてきた中で経験してきたこと、感じていることが書かれていました。子育て世代の親御さん向きに書かれた本ですが、ピアノの先生の間でも今人気の書籍です。

ピアノを習わせるかどうか、迷っていらっしゃる親御さんは、是非、この本をお読みくだされば、もう迷わないのではないかと思います。高価な楽器がなくても、大丈夫。ピアノを学ぶことが、どれだけ子どもの成長に役立つかが、詳しく書かれています。

今日から6月になりました。昔から、6月6日に習い事を始めるのに良いとされています。6歳と言われていますが、ピアノはもうちょっと早い年齢、できれば4歳くらいから始めることもお勧めしたいと思います。また、6月6日は「楽器の日」でもあります。著者は、どの楽器をするのにも、まずピアノからとも書いていらっしゃいます。今、この時期に子どもさんにとって、ベストなお稽古ごとを始められるといいですね。

すぐに飽きてしまうという子どもさん

同じことをするのは、すぐに飽きてしまう・・という子どもさん。それは、好奇心のある、賢い子どもさんに多いのです。どんどん新しいものを知りたくて、吸収していける子どもさんです。

ピアノのレッスンでも、覚えるまで、できるまで・・と繰り返しやっていると、違うものをやりたいと言います。そうやって、自分の意思を伝えられる子どもさんはいいですが、それが言えないと嫌になってしまいます。

ある幼児教室では、一つできたら次に進むをいうことを基本指導の方針にされていました。年長さんで4桁の足し算、引き算の暗算ができる、小学校3年生で6年生までの学習能力が身に付くようになるというカリキュラムでした。繰り返し、同じ問題をたくさんさせるという考えの学習塾もあります。どちらがいいかということは、その子どもさんに合わせたやり方が一番です。

次々、新しいことをしたいという子どもさんは、飽きるのではなく、好奇心旺盛だと思ってあげるといいと思います。このタイプの子どもさんとのレッスンは、次々と新しいこと、違うものをひっきりなしに取り出し、私も一生懸命です。長年の経験から、子どもたちの喜ぶ楽しい曲、遊びを取り入れた面白い曲、自然と次々思い浮かびます。それこそ、子どもさんを飽きさせないように引っ張り込む材料です。一瞬の隙も見せられません。そうすることで、30分のレッスン時間をずっと集中してくれているのがわかります。楽しく、あっというまに時間も過ぎます。ぐんぐん伸びていける子どもさんです。

楽器購入のタイミング

レッスンに来られる方の習い始めは、ほとんどの方が、いい楽器を持っていることがなく、楽器がなくて始める方もいらっしゃいます。慌てて、楽器を買ってしまうより、ある程度、弾けるようになり、楽器に慣れてきてから、ご購入されるのもいいと思います。

教室の楽器が整っていない場合もあります。楽器店でのレッスンも長く続けてきましたが、え〜この楽器でレッスンをしなくてはいけないの・・なんて思うような教室もたくさんありました。特にエレクトーンの場合は、古い機種だったり、グレードの低い中級クラスのエレクトーンだったりすると、教える側は大変でした。ピアノでは、古くて、“ホンキートンクピアノ“?と思うようなのが置いてあるところもありました。もう、随分前のお話です。

10年ほど前からは、どの教室のどのお部屋にも、エレクトーンは新しい機種に入れ替わり、ピアノは、アップライトでもグレードの高いいいもの、グランドピアノも多くなりYAMAHAのC3以上のものが置かれています。たとえ、初心者の方であっても、レッスンに通っているうちに、そのエレクトーンや特にピアノの弾き具合や、音色の違いがわかるようになられます。そこで、あ〜いい楽器が欲しいな〜って思うようになります。それから、良い楽器を選ばれるのも一つの方法かと思います。

私の生徒さんの楽器購入に関して、生徒さんほとんどの方にご紹介をしてきました。間に私がいていることもあって、信用ができる楽器店の普段からよく接している担当の方にお任せをします。もちろんお値段も考慮してもらい、いろいろな特典、アフターサービスもあり、皆さんが好みの気に入ったものが買えたと喜んでいただいています。

新品で買われる方ばかりでなく、中古で見つけられる方もいらっしゃいます。エレクトーンの現機種の中古はなかなか出ません。チラシに載っていたりすると、セールの初日に開店前に数人が並ばれるのだとも聞いています。このたび、朝早くに楽器店からの連絡があったので、生徒さんにお伝えすると、数時間後に購入を決定されました。いいタイミングでした。

また、この頃、三世代、音楽をするというご家族も多くなりました。シルバー世代で私のところにピアノを習われている方がいらっしゃいますが、まだ小さいお孫さんが来られたら、ピアノを触って遊ばれるのだとお聞きしていました。数年前のお話ですから、きっと大きくなられたのですね。ご自身のピアノは買い替えをなさったところ。今度は、お孫さんのためにピアノを購入したいと言われました。その後、いいピアノを購入されたと聞きました。お話を聞くと、2020年製なのに、運送中ちょっと傷がいってしまっただけのピアノだったそうです。前回ご購入された時に店長さんとの繋がりで、いいタイミングでそのピアノと巡り会えたようです。

何か目標を持って、そのタイミングで購入するのもいいかと思います。電子ピアノの人は、アコースティックピアノが欲しいと感じるようです。子どもさんでも、大人の方であっても、グレードをここまで取ったらとか、この曲が弾けるようになってから・・とかある方が上達もしますし、新しいピアノ・エレクトーンがやってきた時の嬉しさは倍増かと思います。

レッスンの形態もいろいろです ♪

“音楽を楽しみたい“ そんな方たちのためのレッスンをしています。

といっても、“ 楽しければいい “ というだけのこともありません。

楽しむためにも、ある程度の学習は必要です。せっかく、習いに来ていただいてて、独学と変わりない、曖昧な音楽ではレッスンに来ていただく意味をなしません。優しすぎる先生とも、言われますが、普段の練習をするしないは、ご本人の考えですね。ピアノやエレクトーンを弾くにあたっては、必ずポイントとなることを大変細かく、時には厳しく、お伝えしています。その上で、音楽を楽しんでいただきたいと思います。

レベルの高い先生は、初心者の方にも難しく理論立てたものでレッスンされるようにも聞いています。また、とにかく弾けたらいいじゃないというような音符を読むだけの先生もいらっしゃるようです。私はその中間でしょうか、レベルに応じて、わかりやすく専門的なことをお伝えすることもあります。いわゆるコツでしょうか・・。練習方法ということもあります。曲についての解説のときも。また、指の形、弾く姿勢、脱力方法だったり、体のことをアドバイスすることもあります。

趣味で弾いていた方も、もちろんレベルアップしていかれます。

ヤマハでは、演奏グレード試験があります。子どもさんは、必ずと言っていいほど、グレード受験をお勧めします。このところ、勉強ご熱心な大人の方がグレードを受験したいと言われます。この場合は、音楽を楽しむということから多少離れ、トレーニングをしてもらうことになります。グレードは、生半可な取り組みでは、たとえ低いグレードであっても、受験していただけません。準備もできていないのに、試験だけ受ければ合格するということは、もちろんなくて、指導する講師はちゃんと合格レベルに達してからでないと試験に送り出せません。その分、将来的にも独り立ちしたしっかりとした音楽力が身に付きます。希望される生徒さんは、レッスン料が少しアップしますので、ご了承ください。

幼児さんのレッスン ♪

可愛い4歳の男の子のレッスンが続いています。“

音楽がとても好きそうです。“好き”ということは、やっぱり興味を持って一生懸命に取り組んでくれるので、とっても楽しそうです。だから、身につくのも早いのです。お父さんとお母さんが、交互に一緒にレッスンについて来てくださるので、その楽しんでくれている様子も見てもらえます。

私の言うこともほぼ素直に聞いてくれています。言われたこともちゃんとできるのが、とても偉い!

導入に“3歳からの〜“テキストも副教材として使っていましたが、“5歳からの〜“も追加しました。このテキストは、講座を受けてから、私のお気に入りの教材となりました。

リズム感良しの男の子。1の指、2の指を続けて動かす。ドレと弾くところが、今の課題です。

発表会 子供さんへのプレゼント ♪

発表会のステージで、お花も飾りますが、5、6年くらい前から、バルーンも飾るようにしています。ステージで、ゆらゆらとするのも何となく楽しいのです。まるで、音楽に合わせて踊ってくれているようです。

例年は、その時に飾り付けをしたバルーンを子どもたちに持って帰ってもらうのですが、今回は、演奏が終われば、子どもたちがいつでも帰ることができるように、ブーケタイプのバルーンを作ってもらい、持ち帰りやすいようにしました。

いろんなデザインで、バルーンやさんが作ってくれました。写真はほんの一部ですがとても可愛いです。恐竜好きの男の子向き、低学年の女の子は可愛いキャラクターのもの、少し大きくなった女の子にはスワンだと上品な感じが素敵でした。

発表会のために子どもたちは一生懸命に練習をしてくれますので、そのご褒美となります。私の独自の考えでこれを贈るようにしています。他の音楽教室では、あまりないのではないでしょうか? 

発表会は、子どもにとって、音楽の知識や技術がアップするだけでなく、精神的にも大きく成長する機会となります。緊張しても人前で堂々と演奏する、この体験は自信にもつながり、将来的にも大変良いことになると思っています。頑張ったことで、弾き終えた後は、達成感が得られます。発表会を楽しいものに・・。これからもレッスンに通ってくださる子どもさんのために、また次回も企画いたします。