ピアノもエレクトーンも♪

ピアノの子どもの生徒さんもエレクトーンが好きです

私の教室では、ピアノもエレクトーンも両方弾ける方が多くいらっしゃいます。ピアノは弾けるけど、エレクトーンも弾けるようになりたい、エレクトーンを習っている方がピアノも弾けるようになりたい・・そんな希望をもって、レッスンに来られています。

また、両方を楽しみたくて、1時間のレッスン中にピアノとエレクトーンのレッスンを半々ずつの生徒さんも数人。

私の場合、曜日によってレッスン室が変わりますが、レッスン室のほとんどは、ピアノとエレクトーンの楽器がどちらもあるので、そういうこともできるのです。

子どもさんのレッスンでは、ピアノの生徒さんが多いですが、いつもエレクトーンに興味津々。触ってみたくて、仕方がない様子です。

発表会でご一緒の先生のピアノの生徒さんも エレクトーンを弾きたいと言われるそうなので、毎回、発表会でどの生徒さんもエレクトーンを使って、アンサンブル演奏をされています。私も、興味のある生徒さんには、発表会でピアノとエレクトーンの両方の演奏をさせてあげるように考えています。

もちろんお家にはエレクトーンはありませんので、レッスンの時だけ楽器に触ることになります。発表会で聴きに来られたお父さんやお母さんが、お家での練習ではわからなかった音色に「”すごいね~”ときっとびっくりするね」と、そんなサプライズ的な楽しみもあって、子どもたちも頑張って取り組んでくれます。エレクトーンの生徒さんは、ピアノを弾く機会も作ってあげます。ピアノを一度も弾いたことがない・・なんてことがないように。

これは、当教室の良さだと思っています。

発表会の日程も決まりましたので、発表会に向かっての練習がそろそろ始まります。どんな曲にするかを、生徒さんと選び始めているところです。

お孫さんと共に頑張るおばあちゃんたち ♪

60歳を超えてる方たちのピアノやエレクトーンのレッスンを受けられるようになったきっかけが ”お孫さん”ということがよくあります。

今日、体験レッスンに来られた方もお孫さんがピアノを習い始められたので、やりたくなったとおっしゃっていました。子どもの頃から習われてたピアノは40年ぶりになるということでした。子どもの時に習っておられる方は身体がちゃんと覚えていて、感覚が戻り始めると早いです。あっという間にいろいろな曲を楽しまれるようになります。

お孫さんに負けじと、「この曲を弾いて、おばあちゃんがこんなの弾けるのよ、とびっくりさせたい」と言われる方や、お孫さんが発表会で弾かれた曲をご自分も弾きたいと同じ曲を練習されたり、可愛い小さなお孫さんのために童謡などの曲を弾いて聴かせたい…など、いろいろ目標のようなものがあり、私も嬉しくなります。

今日の体験の方も来月からレッスンに来てくださることになりました。お孫さんが驚くほど上達されるといいなぁとこれからもレッスンが楽しみです。お孫さんたち(子どもさんたち)もいい刺激を受けて、おばあちゃんに負けない演奏ができるように練習を頑張ってくれるといいですね ♪

今日のレッスン ♪ 地震~?

上品なハロウィーンプレゼント

今日、火曜日の大人のピアノレッスンは、ご熱心な方ばかり。

午前でのレッスンは、先週お休みされた方でしたが、今日はその分もしっかりと練習なさっていて、レッスンは順調よく進んでいました。その時です。ゆらゆらと振動を感じます。私が「地震かな?」と言いましたが、生徒さんは、気に留める様子もなく、ピアノを弾き続けておられます。やっぱり揺れています。3度ほど感じた時に、生徒さんもピアノを弾くのをやめられました。グランドピアノ1台に生徒さんと私の2人だけのいわゆる密室です。生徒さんも「外の様子を見ましょう~」と言われたので、部屋の扉を開けました。

楽器店スタッフの方に「地震ですか?」と尋ねたところ、「あ~すみません。工事のせいです」と。まぁ、原因がわかったので、安心しましたが、ちょっとびっくりしました。レッスン中に地震がおきた場合、とっさにどうするだろうともイメージしてしまいました。

楽器店ビルの工事かと思っていましたら、その工事は、教室のビルから道を挟んで数メートル以上は離れた土地での工事なのです。午後からもずっと揺れ続けました。某銀行さんのビルの解体作業と地下を掘っている、その工事は、地面を伝わり、楽器店ビルの4階のフロアーでその振動を感じ、ショーケースのガラスも揺れる。教室にいる半日間、まるで何度も襲ってくる余震の中ですごしている気分でした。

ところで、全く話は変わりますが、今は本当に便利な時代になりました。本来なら、次のレッスンでお渡しする音楽資料も、レッスン日を待たずに見ていただくこともできるようになりました。スキャンしてpdf.にして、LINEで簡単に添付。生徒さんにはそれをプリンとアウトしていただくだけ。ご年配の生徒さんもご主人がパソコンができる方なら、OK. 今日は、もうちゃんとその1ページ目を見てきてくださっていて、レッスンもスムーズに。そんなやりとりができるようになったのは、効率もよく、嬉しいことです。

そして、ハロウィーンのプレゼントをいただきました。今日、一日の疲れも癒せる嬉しいご褒美かなと・・。

ドラマからみる音楽観

「アンオーソドックス」
感動のクライマックスシーン

音楽は、人によっては 人生を支えるものになります。どちらかといえば、私もそんな人生を歩んできました。

いろいろな映画をよく観に行っていましたが、今年に入ってからは一度も行けてません。最近、スマホで気軽に観れるNetflixを教えてもらい、また良かったと薦めてもらったアメリカドラマを観たところ、久しぶりの感動がありました。

「アンオーソドックス」

ストーリーは、ニューヨークのユダヤ人の社会で生まれ育った若い女性のお話。戒律の厳しい結婚生活を1年送った後にベルリンへ逃亡。出会った音楽仲間。そして、音楽を通して始まる新しい人生と自由。メインテーマは女性の人権と自立を描いたものですが、私なりに音楽の観点から書きたいと思います。

学校でも音楽教育はなく、女性が男性の前で大きな声で歌うことは下品とみなされ、禁止されていたのだそうです。そんな中、祖母の大好きな曲を秘密で教えてもらい、祖父の貸している部屋に住んでいたピアノ教師に3年間、ピアノを習っていました。逃亡の時、このピアノの先生が航空券を手配してくれます。ベルリンに着いた時、偶然にも音大生と出会い、その先にはたくさんの音楽仲間。こっそり音楽学校の中で寝泊りしているところが見つかるのですが、オーディションを受けてみないかという音楽教授。仲間にピアノの演奏レベルの低さを指摘され、一時は諦めかけるのですが、周りに励まされオーディションを受けることになりました。当日のオーディションはピアノでなく歌だったのです。仲間たちの手助けがありました。そして、素晴らしい歌声(写真のシーン) 。主人公の新しい人生が音楽と共に始まるのです。

どこか、私の人生と共通しているところがあり、自分の進んだ道に対して後悔はないと、大変、共感しました。今も、何度も諦めかけた音楽が、また周りの力によって、音楽の世界に引き戻してもらえています。私にとって、どんな環境の中にいても、音楽は支えとなってきました。高度なテクニックというより、心に伝わる音楽が素晴らしいのだと思います。そして、その音楽を取り囲む人たちに救われます。私には、生徒さんたちとの出会いも、そうなのです。

両手両足をフルに使うエレクトーン ♪

両足ベースを使うエレクトーンの曲集

最近のテレビを観ていると、コロナ禍で運動不足だという人が多く、運動や健康に関する話題がとても多くなっています。

実際、私も今年に入ってから、病気療養とコロナの自粛生活とで、外出はほとんどないので、歩くことも少なく、お腹周りも太ってしまって、明らかに運動不足なのです。

生徒さんの曲選びのため、エレクトーンの曲集を買いました。この曲集は、両足でベースを使うことをメインにアレンジされたものです。

エレクトーンのカッコよさは、ベースを弾くこと。それもこの曲集は、中級レベルで両足ベースを使って演奏する曲ばかりなのです。上級でも両足は稀。細かいリズムがあても左足だけを使うことが多いのです。

私も、左足ベースの細かい動きには慣れているものの、曲の半分、もしくは半分以上右足のベースを使う、両足ベースを弾くということは、いい歳の私も苦戦。これは良いシェイプアップです。

歩かない→両足バタバタ。リズムを刻みながら、ベースを弾く。お腹周り→両足を宙に浮かしてベースを弾くので、いい腹筋のトレーニング。

30分ほど弾いていると、身体もあったまってきました。筋肉痛になりそうな…

ノリの良い音楽をエレクトーンで練習しながら、楽しいエクソサイズです。脳も心も身体も楽しく活性化ですね(^^)♪

レッスンで曲を仕上げる時は…♪

曲がすらすら弾ける子どもさんの場合は、ほとんどが覚えてしまっています。「上手に弾けたね〜」と言うと、大抵の子どもたちは「もう本を見ないで弾けるもん」と得意そうです。

子どもの記憶力はすごいのです。だから、グレードテストや発表会の時は、必ず暗譜にします。

発表会で弾く、とても長い曲を練習している子どもさんがいます。長い曲は楽譜の枚数も多いです。でも、そのたくさんの楽譜を譜面台に置いて発表会での演奏するということは、子どもの場合はほとんどいません。

「発表会の時は暗譜だからね。子どもの頭は賢いから、絶対に覚えて弾けるようになるよ」と言うととても素直に聞いてくれました。

そして、私は自分の子どもの頃を思い出し、「先生の子どもの頃の先生は、どの曲も絶対に暗譜しないと合格にしてくれなかったよ」と。

今思うと、それが 毎回の “曲の仕上げ “だと子どもの頃に教えられていたことは、当然ながら、必要な音楽力を身につけられることの一つでもあったのです。

途中でひっかかって、止まったり、引き直ししたりせず、すらすら弾くためには、身体で感じ、覚えこむまで、練習しないと、それは音楽にはならないのです。

ピアノ・エレクトーン、どんな楽器で始める?

最新の初級モデルのエレクトーン
18万円だけど、性能は良いです

ピアノやエレクトーンを子どもにさせたいけど、楽器もないし…と躊躇される方が多いと思います。

この頃では、脳科学的にも鍵盤楽器は良いと盛んに言われていますし、情操教育のためにも、また教養の一つとして、迷わず、習わせる親御さんは多くなりました。

ピアノを習っている子どもさんのほとんどが電子ピアノから始めることが多いです。

子どもの小さい手に負担のないエレクトーンを選ばれることもあります。

キーボードやおもちゃのピアノで始める子どもさんもいます。

全然、恥ずかしくないのです。

お金持ちのお医者さんや会社経営なさっている社長さんの子どもさんでも、最初は電子ピアノを買われます。

ある程度、上手になった時に考えられるといいのではないかと思います。

エレクトーンイベントの参加 ♪

Electone STAGEA ELS-02C イベントやグレードの時はこの機種です

毎年12月にエレクトーンのイベントがあります。コロナの影響で今年はどうなるのかと思っていましたが、例年どおり開催されることになりました。

今年の発表会は4月の予定が来年に延期となりましたので、その時に演奏する予定だった曲の発表の場として、今回は3名の子どもさんと4名の大人の方が参加してくださることになりました。

エレクトーンのイベントのため、ピアノソロは参加することができません。でも、普段ピアノを習っている方がエレクトーンで演奏なら参加も、可能です。

前半は、生徒さん自身の作曲または編曲したものの演奏。後半は、自由曲をソロまたはデュエットやアンサンブル演奏。すべて、エレクトーンを使います。

私の生徒さんは、自由曲部門で、エレクトーンソロ5名、エレクトーン2台のデュエットで2名1組。7名の参加です。

イベントまで、あと2ヵ月になってしまいましたが、それぞれ練習に気合いが入りだしたので、この調子なら、みんな素敵なステージになるだろうと私も楽しみにしています。

グレードテスト合格 ♪

初級レベルのグレード合格証

初めての子どもさんのレッスンは、ヤマハのグレードテストに対応したレッスンを行っています。

ピアノやエレクトーンを弾くだけでなく、聴音や即興演奏など、総合的な音楽能力を身につけることができるからです。

短い曲を弾くことが多いので、あまり進んでいないように思われることも多いですが、将来的には必要な音楽能力を習得できるのです。

初見演奏の力も必ず身につきますし、ハーモニーについてはしっかり学ぶので、初めて見る一段譜(メロディーだけが書かれたもの)を見て、伴奏をつけ、あっという間に演奏ができるようになります。またアレンジ曲も作ります。

発表会では、弾くこと、演奏能力を高めることに専念して、バランスをとらせていただいています。

先月、2人の子どもさんが、エレクトーン、ピアノのグレードテストを受けられて、それぞれ合格。ステップアップしました。

合格証書は、YAMAHAから届きます。この合格証書を受け取った子どもたちは、やっぱり頑張って練習した成果のご褒美ですので、大喜びです。もちろん、お母さま方にも喜んでいただいています。

このグレードテストを推奨いたしますが、強制ではありませんので、ご希望に応じたレッスンもしています。

小さい子どもさんの音楽レッスン ♪

たった2音で構成された子ども向きの曲 ♪ごきげん ぞうさん

先週から、季節の変わり目で、寒かったり、暑かったりで体調を崩している子どもさんが続いています。大人も子どもも健康管理をしっかりやりたいですね。

やはり、先週お休みだった小さな子どもさんのレッスン、今週はとても元気になって、来てくれました。

初めてレッスンの2回めのレッスンの内容は、ほぼ前回と同じ曲を使って、聴いたり、歌ったり、弾いたり、リズム遊びなどをしました。

新しい曲は、”ごきげんぞうさん” ♪ 象の鼻をイメージさせながら、身体全体を使い、ゆらゆらとゆっくりなリズムを感じさせます。バックに流れてくる音楽は、素晴らしいオーケストラの演奏です。

曲が終わった時、子どもさんのお母さまが言われました。「ドとレの音だけで、こんなすごい曲になるんですね」と、感心して言って下さいました。よく気づいていただいたなぁと思いました。よくよくお話しを聞いていたら、お母さまも、子どもの頃、ヤマハの音楽教室に通われていたそうです。

私のレッスンで使う教材や指導法、その音楽をご理解いただけることも嬉しく思いました。ヤマハの教材を使用する上では、定期的な研修を受け、指導に当たっています。総合的な音楽力が楽しいレッスンを通じて身につくことをいつも目指しています。