初めてのお子さま向きのレッスン ♪

男の子にも女の子にも人気の幼児用テキスト

音楽レッスンが初めての可愛い幼児さんには、色彩感あふれる可愛い絵本のようなテキストが、楽しくて興味を持って見てくれます。

絵とお話で、”イメージを膨らませる” 、音楽の下地となる大事な良い感性を幼児期に身に付けることになります。

長年、ヤマハのエレクトーン、ピアノ講師をさせていただいていますので、レッスンのメインテキストはヤマハのものを使っています。

1ページ1ページに音符とともに可愛い絵が一面にあります。

1曲に対し、たくさんの画家さんの絵を並べて、一番その曲にふさわしい絵を選び、テキストを作られたと聞いています。選りすぐりの素敵な絵ばかりです。

こんなことがありました。

昔からある素晴らしい教材をプラスして、レッスンで使用し始めたとき、子どもさんの気分がのっていないなぁと感じたことがありました。それはテキストに原因がありました。白黒で音符も少し小さい。絵はありますが、白黒で洋風の少し怖い感じの表情の絵だったのです。今風のカラフルなテキストに変えると、また楽しそうに練習をしてくれるようになりました。

私たち子どもの頃、テレビも白黒、写真も白黒、思い出せば、生活自体がモノトーンでよみがえるほどですので、”白黒、小さい、読みにくい、わかりにくい” は、昔、当たり前の生活だったのです。

今の子どもたちとは、生まれた時からの環境が違う、それに合わせた教育が必要だということを、また改めて感じたのでした。

このところ、幼児用の音楽教材は驚くほど、あちこちから新しいメソッドとして、出版されています。私は、新刊のテキストや作られた先生の講座を積極的に受けて、情報収集、また、その一部を取り入れることも意識的にしています。

幼児期は特に、”楽しい” “おもしろい” を感じさせてあげることが、長続きのコツでもあるのではないでしょうか。

珍しい楽器と音楽

玉すだれ (彼岸花の一種です)

今日は彼岸入り。この連休はお彼岸で故人やご先祖様の供養と感謝をする期間となります。

このお話をするのもいいタイミングかと思い、書き始めています。

とてもお元気だった伯母。95歳で、眠ったまま、6月のある朝、他界しました。

まだ、病み上がりの私でしたが、父と一緒に車でお悔やみに行くことになり、お湯灌での感動と翌日の葬儀では今までにない音(音楽)に大変興味を持ってしまいました。

よく、故人がお好きだった曲や しんみりと懐かしげな曲が場内を流れていますね。そんな音楽も心を落ちつかせてくれますが、今回はそのBGMのお話ではありません。

葬儀の最中に、数人の若いお坊さんたちが音楽を奏でるのでした。普通なら、眠くなるようなお経だけを聞く感じですが、とにかく太鼓や鐘やシンバルのようなものがお経に合わせて、鳴るのです。私は、葬儀の間、リズムを感じ、音に魅かれ、ずっとその演奏(?)の一部始終見てしまうということになってしまいました。

あとで、何という名前の楽器なのかなどを聞きに行こうと思いましたが、もちろん、そんなことはできませんでした。

興味津々の私は、自宅に帰ってから。すぐ調べました。

宗派でいろいろ違いもあるようですが、浄土宗ではそういった楽器を打ち鳴らす葬儀があるそうなのです。

一番興味を持ったのは、シンバル…いいえ妙鉢(みょうはち)と言います。シンバルのように普通に合わせ叩くだけでなく、スリスリと擦り合わせ、その振動の余韻を響かせる、その音は他の楽器にはないものだと思います。厳かなお経とともにその音は何ともいえない響きを持っていました。

まるでシンバルのよう 妙鉢(妙鉢)

お寺のこういう楽器の音は、その場所を浄めるため、悪いものが寄ってこないように払い除くためにあるのだそうです。

音楽は宗教から始まったと言われています。

人間にとって、音楽は切っても切り離せないものだと思います。

子どもの頃からよく知る、とっても優しかった伯母。最後の最後まで、たくさんの身内に見守られ、その人生の演出は素晴らしかったと、つくづく感じました。

心機一転、復帰後のレッスンが軌道に乗り始めました

新しく作り直してもらった看板

今月に入り、代行の先生をお願いしていたレッスンの復帰の曜日も増え、長い間、お休みして待っていて下さった方の再入会、新規の生徒さんも2名と、少しずつ今までの毎日を取り戻していっています。

じっとしていられない性格だった私が今年の大半がじっとせざるを得ない状況でしたが、病を治すのも前向きな気持ちでいること、世の中を明るくするにも前向きな行動だと考えています。

一時的に、モチベーションが下がってしまった生徒さんたちに対しても、これから一緒に頑張っていきたいと思っています。 そんな私の気持ちも伝わり、生徒さんたちも意欲が増してきているのが、何よりも嬉しいです。

発表会も来年5月に決定しました。

コロナ感染対策をしっかりやりながら、日頃の練習の成果の披露、音楽に対する興味、意欲的に取り組んでいただけるようにと思っています。

看板を新しく掲げて、私も心機一転、レッスンに臨みます。

今なら、新規ご入会の生徒さんも充分、次回の発表会で演奏をしてもらえるようになります。

生徒さんと一緒に私も目標を持ち、楽しく音楽のレッスンに取り組んでいきます。

ピアノとゴルフ

ピアノのレッスンを受けているときに、先生から ” ゴルフはやりますか? ” と聞かれたことがあります。

それは、ピアノを演奏する時の座り方、構え方は、ゴルフのときの構え方と同じだというお話でした。

身体の中心、丹田を意識し、ぶれないようにする…

ゴルフなら そこからスゥィングですが、ピアノの演奏の時の椅子の座り方と身体の動きは、これと同じ状態ということです。

私の場合、ある人の指図でやり始めたゴルフだったもので、全く上達せず、15年くらい経った時に初めてプロのコーチのレッスンを受けたようなことです。上手とはとても言えません。でも、少しでもかじっていて良かったとこの時思いました。

このピアノレッスンで、先生がおっしゃるピアノ演奏の時の身体の構え方が感覚的にわかり、自分がゴルフでもしっかりできない身体の構えは、ピアノの座り方と共通していることを知りました。

それ以来、時々、演奏中に身体の位置や向きがおかしい方には、私も “ゴルフはされますか? “と生徒さんに聞いて、ピアノの構え方を指導させていただいています。

ところで、先日は、ゴルフをされているという70代の男性のピアノレッスンでした。

レッスンに来られる70代前後の女性が指の節々が痛くなると言われているというお話をしていましたら、その方が ” ゴルフに行ったあと、指が痛くて、ガタガタして、僕らでもおかしくなりますよ〜 ” と。

そう、そこが私も問題でした。確かにゴルフの練習に行ったあとは指が痛い。クラブの持ち方が悪い、脱力できない、力入り過ぎだから、下手だから、指が痛くなると思っていた私です。

その男性曰く、” ピアノとゴルフでは使う指も違うし、使い方も違う。脱力と言っても、ゴルフクラブを握って振ることは、その重みの何倍もが指に負荷がかかるのだから、絶対に痛くなりますよ ” と。

まぁ、丹田意識する構えは ゴルフとピアノに関連性があったとは言えますが、ピアノを弾く人には、指に要注意かもしれません。

知り合いのピアノの先生は、よくゴルフを回ってらっしゃるとお聞きしています。お若いうちは指に負担がなく、大丈夫なのかももしれませんし、一概に言えないとは思いますが…。

生徒さんと、「ピアノとゴルフの関連性」の会話内容でした。

子どものレッスンの入会 ♪

チャレンジレッスン受付中 (12月まで)

新規、ご入会の希望の子どもさん。

このチラシを見ていただいたようで、まずは、3回3000円のチケット制のチャレンジレッスンのお申し込みがありました。

まだ小さいので、エレクトーンの方をさせたいとおっしゃっていただき、ヤマハでは、エレクトーンは幼児の適期教育に繋がるということを言われていますので、その音楽教育の理念をご理解していただけることは、とても嬉しいです。

ヤマハのオリジナルテキストを使いますので、ヤマハの幼児科グループレッスンとほぼ同じようなことを個人レッスンで楽しく、丁寧にご指導させていただいています。

このチケット制のチャレンジレッスンは、当初、7月末までの予定でしたが、コロナ禍により、12月末まで募集となりました。

大人の方にも、曲集などのプレゼントあります。

どうぞ、まずはチャレンジレッスンをお試しください。

Masayo-music ♪

日曜日 大人のレッスン ♪

今日も、日曜日のレッスンをしました。
大人のピアノ、エレクトーンのレッスンです。

長い間、お休みしていたので、なんと10カ月ぶりにお会いする生徒さんも。音楽への取り組みがご熱心なのは今日も変わらず、嬉しく思いました。


嬉しいことに次回のレッスンで、もうお一人、ピアノを習っておられるご年配の方と、時間をお約束ができて、やはり10カ月ぶりにレッスンでお会いできます。


日曜日のレッスン、また充実しそうです。

Masayo-music ♪

ピアノ・エレクトーンに取り組む男の子 ♪

和音を弾く

ピアノやエレクトーンが楽しくなって、一生懸命に取り組みだす男の子の力、何かが違うと感じます。

昔だと、ピアノやエレクトーンを習いにくる男の子って、10人いたら、1人いるかいないかでした。ほとんどが女の子です。

そして、高校生くらいまで続けた男の子は、大抵、バンバンと楽器が弾けるのです。

30年ほど前で、10人いたら、2、3人男の子が習いに来るようになりました。

そして、私の生徒さんは、数年前に男の子の人数が全体の半分以上になって、発表会で男の子の部を作ろうかと思うほど、増えました。(大人の男性も増えました)

男の子が本気で頑張り出すと集中力もすごいし、運動感覚的に楽器を扱っている気がします。

手が大きくて、しっかりしているので、和音をガツっと掴んで弾きます。見てて、気持ちがいい。

エレクトーンの場合、ちょっとした操作を教えてあげると、しっかり憶えて、次のレッスンで得意そうに、見せてくれるのです。

今日は、エレクトーン12級のグレードテストをしました。

レベル的に全く必要ないことですが、リズムをかけて、曲が終われば、フットスイッチで上手にリズムをストップ。

同じやるなら、バッチリ決めるように私がアドバイスすると、何回も挑戦。私がOKというまで、何度も頑張るその姿は、男の子のたくましさだと思いました。

サッカー少年がピアノが上手いということを初めて聞いたのは、5、6年前でしょうか…

その時は、たまたまだろうと思いながらも、ずっと頭からそのことが離れなくて、いろんな人に聞いてみたり、男の子のことを観察してきた私です。

瞬発力、集中力、挑戦意欲など、あふれるパワーで、スポーツ感覚で、ボールのように鍵盤楽器をあやつっているように感じました。

脳も心も身体もトレーニング、そんな感覚で、ピアノやエレクトーンなどの鍵盤楽器を老若男女問わず、どんな方にもおすすめしたいです。

警報が出た時のレッスン♪

大雨や暴風の警報が出ている時、楽器店のレッスンは休講になります。また自宅教室でのレッスンも休講になりますが、状況によってはレッスンを行うこともあります。

休講になった場合は、その日のレッスンの振替をいたします。

*今日のレッスン

大型の台風。百年に一度だとか。
昨日から、怪しげなお天気で、どうなるのかと落ちつきませんでした。


今朝、兵庫県のこの阪神地区は暴風警報が出ていました。
風は強いけど、時々、青空が見えて、全く雨も降っていません。


9時過ぎに楽器店から連絡があり、” 警報が出ているので、午後2時までは休講となりました 。午後2時以降のレッスンについては12時に連絡をします ” とありました。


私のレッスンは午後1時から、そして2時以降も6時頃までレッスンが続きます。

すぐに生徒さんに連絡をとり、今日は休講ということと、振替レッスンの日時をお約束しました。

12時の時点で警報は出たままでしたので、結局、14時以降のレッスンも休講となりました。15時過ぎに警報は解除されましたが、晴れたり曇ったり、風が激しくなったり、雨も激しく降ったり止んだり。やっぱりお休みで良かったかなと思いました。なんとも不安定な一日でした。


また今日のような日がないことを祈ります。

日曜日フリータイムレッスン ♪

エレクトーン・ピアノ教室

芦屋での日曜日のレッスンを再開いたしました。


9ヵ月ぶりとなりました。
生徒さんたちにはいろいろご心配、ご迷惑をおかけしましたが、レッスン復帰を待っていてくださっていたので、皆さん、お優しく、今日は、温かく迎え入れてくださいました。

9ヵ月ぶりのレッスン復帰で生徒さんからのお祝いの花束をいただきました


何人もの方がステキなお花を持ってきてくださって。大感激です。


また、どの方も意欲満々でレッスンにのぞんでくださるので、大変嬉しくなりました。


去年は、日曜日のレッスンは大人気で、もう空き時間がなく、新規入会は打ち止めにしていました。

でも、私のこの8、9ヵ月間のお休みは少し長かったです。コロナ禍のこともありますが、いろいろなご事情で来られなくなった生徒さんもいらっしゃって、空き時間ができました。

でも、また新しい生徒さんを受け入れさせていただくことができるようになりました。


これからも楽しいレッスンを頑張って続けていきたいと思います。

子どもの家庭教育のたいせつさ

家庭教育によって、子どもは伸びます。

あらゆる情報が入ってくる今、その情報のために、人と比べてしまうことが多くなります。

しっかりと家庭の教育方針をたて、情報に惑わされることなく子どもを伸び伸びと育てることが大事だと思います。

よその子どもさんと成長を比べて焦ったり、高額なおもちゃや教材を買ったり、たくさんのお稽古事をさせてしまいやすいです。

本当に自分の子どもにとって合うのかどうか必要なのかどうか察知してあげるのが、親の役目です。

私が勤めていた幼児教室でも、長くやっている音楽教室でも、イヤイヤ来ている子はいっぱい。

教室の入り口で、ひっくり返って泣いているけど、お母さんは叱りながら子どもさんを教室に押し込んで、私たちに預けて行かれます。

こちらはお預かりした以上、お任せいただきますが、こういう場合は、その子どもさんが伸びるということは、ほとんどないと言っていいと思います。

お稽古事をするのには、どんな小さな子どもさんでも、 行きたいか、行きたくないかをちゃんと聞いてあげて、それから楽しく通えそうなものにしてあげると、興味があるかどうか、素質があるかどうかも、だんだんとわかるようになると思っています。

好きなことであれば、嫌がらずに、子どもはそこへ行きますし、学びます。

大人のこととして考えれば、いくら良いと言われていることであっても、行った場所の雰囲気がなんとなく自分には合わない、やっぱり興味をもてないなどを感じたら、無理していくようなことはありません。

子どもは自分で判断できませんが、親が日頃から子どもの様子を観察していれば、その場所が合うかどうかもわかると思うのです。

とは言え、何かをさせたいのであれば、普段から、なんでも好奇心をもって、物事に集中できるようにしてあげれば、親のさせたいお稽古事にも誘導することができるのではないでしょうか。

たくさんの習い事がほぼ成功したと考えられる例

小さい頃から、次々とたくさんの習い事をして、中学生になった子どもさんがいます。

お母さん曰く、

「いろいろな人から、鬼のような母だと言われるのですが、子どもがやめたいと言わないし、やりたいと言うのです・・」

お母さんは、まるでマネージャーさんのように子どもさんのタイムスケジュールを考え、管理していらっしゃいました。一日の中に、何時から何時まで、これをやり、ちゃんと休憩時間や遊びの時間もその中に組み込んでいます。

それぞれに発表会があったり、検定試験があったり、旅行の日程にあわせて、期限、目標を持って、一つ一つのお稽古事を消化させていく。

子どもさんも、たくさんのお稽古事があったとしても、小さい時からそういった生活が習慣になっているわけです。メリハリのある、けじめのある、気持ちの切り替えスイッチもスムーズ

お母さんは、「どれも中途半端かもしれないけど・・」とおっしゃっていますが、結果的に、このたくさんのお稽古ごと、中学生になれば、どれも形となってちゃんと身につけられています

結局、少しずついろいろと学んでいるうちに、何をやってもコツを掴むのがうまくなった、ということだと、私は思っています。

☆ 家庭でできること

できる限りの規則正しい生活・・何曜日には何をする、毎日、この時間にこれをする。といった感じに家での時間割を作って、子どもに習慣づけること。

ピアノの練習時間は、毎日何時から何時までを作ってください。特別な用事がある日以外はその時間帯がきたら、たとえ15分でもピアノの前に座る習慣をつけて欲しいと思います。習慣化すれば、子どもは自発的にやってくれます。

勉強も同じですし、他のお稽古ごとにも応用させてください。