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二人で楽しい演奏 ④歌と一緒に

ピアノの伴奏で歌

二人で楽しむ、鍵盤楽器どうしの演奏について、お話してきましたが、ピアノとエレクトーンを使って、他の楽器との組み合わせでデュエットも発表会では披露させていただいています。

今までで多かったのは、楽器というより、歌です。私がピアノの伴奏をして、歌っていただきます。まだピアノを習い始めたばかりの小さな子どもさんには、簡単なピアノ曲とお歌を歌ってもらうこともあります。また、ミュージカル好きのお友達をゲストとして呼び、歌っていただいたこともあります。写真がその時のものです。ミュージカルやジブリの曲は、どの世代にも大変人気です。

このミュージカルやジブリ、ディズニーなどの曲は、エレクトーンでの伴奏もカラオケのようになり、魅力的なものになります。歌っていただく方の演奏に合わせて、エレクトーン曲をちょっとアレンジして、伴奏させていただいています。

前回の発表会では、普段、合唱をしていらっしゃる方に、エレクトーンの効果音入りで、迫力ある「宇宙戦艦ヤマト」を歌っていただいたのは、大好評でした。

いつも、楽しい発表会になるように、企画しています。

二人で楽しい演奏 ③エレクトーン2台

ピアノを2台を使う演奏というのもありますが、なかなかリアルな演奏を聴く機会もないように思います。でも、この数年、合唱の伴奏を2台のピアノを使う演奏を何度か聴きにいきました。大変豪華な演奏です。この時のピアニストさんが練習に楽器店にいらっしゃっていたのだと後で聞いたのですが、練習に2台のピアノを揃えるのも大変だとお察しいたします。

“のだめ“で人気の曲となったモーツァルトの「2台のためのソナタ(第1楽章)」という曲がありますが、この演奏もエレクトーンとピアノで生徒さんとデュエットをしたことがあります。

他の先生方が、エレクトーン2台を使って、生徒さんと一緒に発表会などで演奏されているのを観ていましたが、私はアンサンブル以外、エレクトーン2台を使っての演奏という機会がありませんでした。本格的に演奏するためには、二人どちらも上手にエレクトーンを使いこなせないといけませんし、最終的に上級レベルのエレクトーンが2台揃わないと練習も難しいのです。

これが現状というところでしたが、

この度、気の合う生徒さんたちが、そのエレクトーン2台を使う演奏を自ら選んでやってくれました。その上級レベルのエレクトーンが2台揃うのは、結果的に当日のみになりましたが、楽器店で稼働させていただいているため、おかげで練習場所には困ることなく、生徒さんお二人が一緒になって、熱心に練習してくれました。その成果もあり、先日、ダイナミックなエレクトーン2台の演奏をしてくれたのです。エレクトーンの機能も活かされる「スター・ウォーズ」メドレーの豪華版です。大好評でした。

二人は、またチャレンジしてくれるようで、私も楽しみなのです。

たくさんの生徒さんが興味持ってもらえるようになれば、そのうち、発表会にエレクトーン2台を置いてもらって、多くの方に演奏を楽しんでもらえるようにしたいなと思い始めています。

二人で楽しい演奏 ② ピアノ&エレクトーン・デュエット

私の発表会では、ピアノとエレクトーンをステージにおきます。ピアノのみとか、エレクトーンのみではなく、両方の音を楽しんでいただけます。

ピアノだけのクラシックな曲、クラシックなスタイルがいいという方も、たまにいらっしゃいますが、私の生徒さんの発表会では、子どもさんから大人の方まで、それぞれがお好きな曲を選んで演奏をしますので、色々なジャンルを聴くことができます。それが、楽しいと言われる方がほとんどで、嬉しく思います。

二人での演奏で、このピアノとエレクトーンでの演奏は、非常に好まれます。クラシックのピアノの方もエレクトーンを使って、オーケストラ風にピアノ協奏曲なんかを弾くこともできますし、エレクトーンの初心者の方には、ピアノの伴奏でサポートすると素敵な演奏になります。中級以上の生徒さん同士ですと、大曲もこなし、エレクトーンのリズムも入り、ビート感あふれる華やかな演奏を披露してくれます。生徒さんと親しくなれば、積極的に曲を選んできてくれるので、私も一緒に演奏して、楽しませていただくことも多いのです。

ピアノの生徒さんは、まだまだエレクトーンの存在すら知らない方も多くて、この発表会で、エレクトーンの演奏、ピアノとエレクトーンのデュエットを初めてお聴きになって、感動してくださいます。

ソロ演奏だけでなく、皆さんがチャレンジしたいものの一つです。

二人で楽しい演奏 ①ピアノ連弾

小さな子どもさんがピアノを習い始めたら、初めての発表会は必ず横で先生が演奏のお手伝い。♪きらきらぼし も♪ちょうちょう も先生と一緒にとっても素敵な演奏ができます。

男の子に一番人気で、かっこよく弾けるのは、♪とべ!うちゅうせん (写真)です。

ピアノの連弾は、とても楽しめます。小さい子どもさんもご兄弟で、お母さんと一緒に親子で、お友達同士で・・発表会では、いい記念にもなると思い、積極的に弾いていただいています。

私自身は、門下生の発表会で、毎年、同じ方とピアノ連弾を楽しんでいたことがあります。7年ほど続いたでしょうか。毎年でしたので、気ごころも知れ、だんだん練習もしやすくなります。息の合う演奏が回数を重ねるごとにできるようになり、楽しさが増していきました。ラフマニノフなどの難しい曲から、アナ雪の曲をやった時もあり、いろいろな連弾曲を楽しみました。

次の発表会では、大人の生徒さんがお友達同士で、ピアノの連弾をしてくれます。ぴったり息の合う演奏になるようにこれから練習に取りかかります。とても楽しみです。

まだ、始めたばかりの子どもさんだけでなく、一人で弾くのは少し不安があるという大人の初心者の方も、まずはピアノ連弾で音楽の楽しさを感じてもらう・・ということもできます。

ご夫婦で音楽を楽しむ ♪

夫婦で何かを一緒に楽しむって、とても素敵ですね。

私の生徒さんで、ご夫婦で音楽を楽しまれていらっしゃる方も多いです。

最近では、こんなご夫婦がいらっしゃいます。同じ日に体験レッスンを受けられ、ご主人はサックス、奥様はエレクトーンを始められました。奥様のエレクトーンは、私がレッスンを担当です。楽器が違うので、先生は別々でレッスンですが、仲良く一緒にミュージックセンターに来られています。エレクトーンという楽器が、サックスとは、とても相性がいいので、来年の発表会にはご夫婦で一緒に演奏をしていただこうかな思っています。

また、ご夫婦でピアノの方もいらっしゃいます。こちらも、奥様のピアノのレッスンは、私が担当です。ご主人がピアノはやった方がいいと いつもおっしゃっているそうで、少し体調がお悪い時も頑張って、レッスンにおいでになられます。ご主人のピアノの先生も同じ楽器店の中の先生ですので、先日の大人のピアノ発表会では、ご主人の素敵な演奏を聴かせていただくこともできました。

お家で、二人でどのように練習されているのかなとちょっと思います。何時から何時までと、お二人で時間を区切られて、お互の音を仲良く聴きあって、練習されるのかなぁ・・とか、思う私です。

私の生徒さんである奥様は、ご主人のお話をよくされます。そして、素晴らしく素敵なお庭だと想像していますが、お庭にできたブルーベリーからできる、手作りの美味しいブルーベリージャムを毎年いただきます。ジャムの入った瓶にはオリジナルラベル。全てがご主人のお手製のものです。

そして、今回、手作りビールをいただきました。ビールが家で作れるのは、聞いたことがありましたが、ジャムと同様に、ご主人のお手製ビール。瓶と栓、オリジナルラベルには、びっくりしました。昨年の病気でこの1年間、全くお酒を飲んでいない私ですが、明後日の病院の診察で、先生に許可をいただき、真っ先にこのビールを飲もうと、今、大変楽しみにしているところです。

何事も、完成させるための、目標、その取り組み、その過程、それは楽しいものです。音楽もそうですね。そして、ご夫婦で語り合いながら、幾つになっても音楽を楽しむということも・・。

子どものためのピアノレッスン ♪

YAMAHA PSTA 幼児用テキスト

ヤマハのピアノスタディのテキストは、「1人のピアニストよりも1万人の音楽愛好家を育てたい」という思いから作られました。「技術先行ではなく音楽の楽しさや素晴らしさを感じられる力を育みたい」という願いが込められています。

当初は、オーディションを受け、ヤマハのピアノ教室の講師として合格した先生が、テキスト研修を受けた後に、このピアノ教材を使うことができていました。もちろん、私もオーディションを受け、テキスト研修を何度も受けました。

今は、どなたでもこのテキストが買えるようになりました。今は、迷うほどのさまざまなピアノ教材がありますが、私は、今もずっとこのテキストをメインにレッスンで使用させていただいています。一曲一曲のイメージに合わせられた絵と音楽に必要な感性や力が少しずつ身につくようになっています。ヤマハのグレードにも対応したものです。

ピアノを習わせたい子どもさんへの親御さんのご希望は、それぞれといろいろなお考えがあると思いますが、まずは、音楽を楽しめるようになる指導をさせていただいています。慣れてこられたら、また次への目標を持っていただたらいいのではないかと私は思っています。

今年のエレクトーン発表会

毎年恒例12月のjetカーニバル

毎年、12月に行われるjetカーニバル(エレクトーンの発表会)は、感染拡大しているコロナ禍の中、今日、無事に開催され、無事に終了いたしました。私にとっても、今日、出演くださった生徒さんにとっても、今年、やっと1回きりの最初で最後の感動的なステージとなりました。

昨年、このカーニバルの1週間後に、私は思いもかけない入院となり、それからレッスンを半年休みました。代行の先生にお願いしたものの、コロナの感染拡大で休講になったり、私のレッスンの再開を待っていてくださった生徒さんなど、大変迷惑をかけましたし、この1年を振り返ると、今日の発表会はいつもになく感動をしました。本来なら、4月に私の教室の発表会をする予定でしたが、昨年のうちに延期が決まってしまっていました。結局、今年はどちらにしても4月の発表会はできない状態でしたが・・

生徒さんたちはみんな、4月の発表会のために昨年から曲を決めて練習に取りかかっていました。それが、いつまでも曲の完成がなく、もちろん発表の場もありません。私はなんとか、それをこの12月の発表会で完成させたいと思い、どのような状況になるかは全く予想できませんでしたが、自分の体や考え方を前向きに考えるのと同様に、前向きな考えを持ち、生徒さんに参加を促すこととなったわけです。(ピアノの子どもの生徒さんたちは来年5月の予定です)

今日の開催まで、本当にどうなるかがわからない不安な気持ちも少しありましたが、今回、参加くださった生徒さんたちは、とても熱心に今日まで取り組んでくださいました。7名の方のエレクトーン演奏。お一人お一人の演奏は、とても素敵でした。特に最後の二人は、私がレッスンを休んでいる間にも、新しい曲を決めて、エレクトーン2台を使っての演奏「スターウォーズのメドレー」は、今日の最後の演奏として、迫力もある最高の演奏で締めてくれました。とても感激でした。

昨年の入院中は、もう2度と音楽講師はできないだろうと悲しい思いでいましたが、1年経った今、またこうして、生徒さんたちの素晴らしい演奏と感激を味わうことができ、私にとって波乱万丈の1年とはいえ、自分の成長にもなる素晴らしい1年となりました。そして、生徒さんも含め、周りの方たちの温かいお声かけと支えがあったからで、本当に感謝しています。

これからも一日一日を大切にしながら、音楽を楽しむための、音楽が生活に潤いを与えるものとなる、そんな教室を続けていこうと改めて思うのです。

大人のためのピアノ発表会 ♪

岡本好文園ホール(神戸市)

今日もいいお天気、暖かな12月です。6日(日)午前10時から毎年恒例の大人のピアノ発表会ウインターコンサートの1部が始まりました。今年は、会場に着くと、楽器店スタッフさんが検温をされます。そして、例年の飲み物とお菓子はありませんので、ペットボトルのお茶を1本いただきました。いつもなら、会場は人でいっぱいです。残念ながら今年は、客席は、ほぼ出演者のみという感じで、大変少なかったです。

大人ばかりの演奏は、ピアノの音色がとても穏やかに聴こえてきます。それぞれご自身がお好きな曲を奏でていらっっしゃる。一生懸命にその曲を弾かれるお姿はとても素敵です。私よりも年上の方がほとんどですので、本当に感心してしまいます。

私にとって、コロナ禍で初めての発表会となりましたが、スタッフさんはもう大変です。お一人お一人の演奏が終わるごとに鍵盤を拭きにいくスタッフさん。その後に生徒さんがステージに出ていく。そして演奏が終わった生徒さんの後を追っかけて、手にアルコールを吹きかけるスタッフさん。生徒さんは、演奏前に舞台袖でマスクを取っていただき、そのマスクを入れるビニール袋が用意されていて、その中にマスクを入れてもらう。ステージに送り出した講師は、その生徒さんのマスクを預かる・・そんな風な流れになっていました。

5人ほどの演奏が終われば、換気を行うために窓を開けるスタッフさん。5分経って、また窓を閉める。そして、再び演奏が始まるのです。

今回は、11名の演奏後にゲストの方のバイオリン演奏がありました。いつもと違う企画で、とても響きの良いバイオリンの音色を聴かせていただきました。

今年の12月のイベントの一つが無事に終わりました。

発表会の後、来週にエレクトーン発表会のための仕上げのレッスンに2箇所に移動する私です。確かに師走ということですね♪

12月の発表会 ♪

12月になりました。今年もあっという間に終わりそうです。

毎年12月に行われる “大人のピアノ発表会” があります。例年は、会場の後ろにお菓子や飲み物が用意されます。飲み物はワインもあります。休憩時間には、出演者も聴きに来られるお客さんも、その飲み物とお菓子で寛げます。

今年は、コロナのことがありますから、お菓子や飲み物は出されなくなりました。また、人数もぐっと減ってしまいましたが、ご熱心な生徒さんは変わらず、一部で11人の方が出演されます。

今日は、出演いただく生徒さんの本番前最後のレッスンでした。ばっちり、素敵な音色で演奏をしてくださるのが、嬉しいです。気になったのは、ペダルの使い方。長く踏みすぎて、音が濁らないようにと、部分的に練習をしていただきました。また、ステージでの演奏となると、見栄えも大事。曲と曲の間の取り方や、曲の最後をどのように弾くかのアドバイスをさせていただきました。生徒さんにとっては、発表会での緊張感は、大きなステップアップにつながることと思います。次の日曜日の発表会が、とても楽しみです。

大人のレッスン、始めるきっかけ ♪

エレクトーンELS-01はUSBの差し込みがいろいろ

大人のレッスン、50代以上の方のレッスンを始めるきっかけで、このところ多いのは、家に楽器がある・・ということです。その楽器は、子どもさんが使われていたもの。ほとんどが、嫁がれた娘さんが置いて行かれたものなのです。その楽器は、今まではほとんどがピアノでしたが、この数年多いのが、10年ほど前の高価なエレクトーン上級者モデルのELSー01Cです。また、娘さんが最近レッスンを辞められたということで、新しい機種のELSー02Cという方もいらっしゃいます。

お嬢さんたちが、楽しまれていたこのエレクトーンたち。お母さん方も、毎日のようにその音を聴き、その演奏の楽しさを感じていらっしゃったはずです。購入した親御さんという立場で考えても、ずっと触らずに置いておくのは、もったいない話です。ピアノはインテリアとして置いて置かれることも多いですが、エレクトーンは、電化製品と同じで、使わなければ、年数とともに傷んでしまうだけです。そのエレクトーンたちを弾こうと思ってくださる方たちが増えてきたことを私は嬉しく思っています。

わからないことがあれば、娘さんが帰ってこられた時に教えてもらえることもあるでしょうし、何と言っても、“ここまで弾けるようになったのよ・・“と娘さんたちファミリーに演奏を披露して、聴いてもらえることができるのも、最高の楽しみとなることでしょう。

今日の体験レッスンで、またこのケースの方がいらっしゃって、年明けから、レッスンを受けていただくことになりました。子どもの頃にピアノのご経験が少しだけあるということでした。全く初めての方よりは、進み方は早いと思います。始めは、エレクトーンという楽器に慣れていただくことからレッスンをします。少し弾けるようになれば、USBに取り込んだデータを使って、さらに演奏を楽しんでいただきます。

冒頭の写真のように、本体がELSー01Cの場合のUSBの差し込み口は、教室のお部屋に置かれている楽器によってもまちまちです。お家の楽器とも異なるかもしれませんので、そこが始めに戸惑われるところかと思います。

エレクトーンを新しい趣味として始めていただき、そして、素敵な演奏をしてもらえることが、私にとっても大変楽しみです。