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レッスンで曲を仕上げる時は…♪

曲がすらすら弾ける子どもさんの場合は、ほとんどが覚えてしまっています。「上手に弾けたね〜」と言うと、大抵の子どもたちは「もう本を見ないで弾けるもん」と得意そうです。

子どもの記憶力はすごいのです。だから、グレードテストや発表会の時は、必ず暗譜にします。

発表会で弾く、とても長い曲を練習している子どもさんがいます。長い曲は楽譜の枚数も多いです。でも、そのたくさんの楽譜を譜面台に置いて発表会での演奏するということは、子どもの場合はほとんどいません。

「発表会の時は暗譜だからね。子どもの頭は賢いから、絶対に覚えて弾けるようになるよ」と言うととても素直に聞いてくれました。

そして、私は自分の子どもの頃を思い出し、「先生の子どもの頃の先生は、どの曲も絶対に暗譜しないと合格にしてくれなかったよ」と。

今思うと、それが 毎回の “曲の仕上げ “だと子どもの頃に教えられていたことは、当然ながら、必要な音楽力を身につけられることの一つでもあったのです。

途中でひっかかって、止まったり、引き直ししたりせず、すらすら弾くためには、身体で感じ、覚えこむまで、練習しないと、それは音楽にはならないのです。

ピアノ・エレクトーン、どんな楽器で始める?

最新の初級モデルのエレクトーン
18万円だけど、性能は良いです

ピアノやエレクトーンを子どもにさせたいけど、楽器もないし…と躊躇される方が多いと思います。

この頃では、脳科学的にも鍵盤楽器は良いと盛んに言われていますし、情操教育のためにも、また教養の一つとして、迷わず、習わせる親御さんは多くなりました。

ピアノを習っている子どもさんのほとんどが電子ピアノから始めることが多いです。

子どもの小さい手に負担のないエレクトーンを選ばれることもあります。

キーボードやおもちゃのピアノで始める子どもさんもいます。

全然、恥ずかしくないのです。

お金持ちのお医者さんや会社経営なさっている社長さんの子どもさんでも、最初は電子ピアノを買われます。

ある程度、上手になった時に考えられるといいのではないかと思います。

エレクトーンイベントの参加 ♪

Electone STAGEA ELS-02C イベントやグレードの時はこの機種です

毎年12月にエレクトーンのイベントがあります。コロナの影響で今年はどうなるのかと思っていましたが、例年どおり開催されることになりました。

今年の発表会は4月の予定が来年に延期となりましたので、その時に演奏する予定だった曲の発表の場として、今回は3名の子どもさんと4名の大人の方が参加してくださることになりました。

エレクトーンのイベントのため、ピアノソロは参加することができません。でも、普段ピアノを習っている方がエレクトーンで演奏なら参加も、可能です。

前半は、生徒さん自身の作曲または編曲したものの演奏。後半は、自由曲をソロまたはデュエットやアンサンブル演奏。すべて、エレクトーンを使います。

私の生徒さんは、自由曲部門で、エレクトーンソロ5名、エレクトーン2台のデュエットで2名1組。7名の参加です。

イベントまで、あと2ヵ月になってしまいましたが、それぞれ練習に気合いが入りだしたので、この調子なら、みんな素敵なステージになるだろうと私も楽しみにしています。

グレードテスト合格 ♪

初級レベルのグレード合格証

初めての子どもさんのレッスンは、ヤマハのグレードテストに対応したレッスンを行っています。

ピアノやエレクトーンを弾くだけでなく、聴音や即興演奏など、総合的な音楽能力を身につけることができるからです。

短い曲を弾くことが多いので、あまり進んでいないように思われることも多いですが、将来的には必要な音楽能力を習得できるのです。

初見演奏の力も必ず身につきますし、ハーモニーについてはしっかり学ぶので、初めて見る一段譜(メロディーだけが書かれたもの)を見て、伴奏をつけ、あっという間に演奏ができるようになります。またアレンジ曲も作ります。

発表会では、弾くこと、演奏能力を高めることに専念して、バランスをとらせていただいています。

先月、2人の子どもさんが、エレクトーン、ピアノのグレードテストを受けられて、それぞれ合格。ステップアップしました。

合格証書は、YAMAHAから届きます。この合格証書を受け取った子どもたちは、やっぱり頑張って練習した成果のご褒美ですので、大喜びです。もちろん、お母さま方にも喜んでいただいています。

このグレードテストを推奨いたしますが、強制ではありませんので、ご希望に応じたレッスンもしています。

小さい子どもさんの音楽レッスン ♪

たった2音で構成された子ども向きの曲 ♪ごきげん ぞうさん

先週から、季節の変わり目で、寒かったり、暑かったりで体調を崩している子どもさんが続いています。大人も子どもも健康管理をしっかりやりたいですね。

やはり、先週お休みだった小さな子どもさんのレッスン、今週はとても元気になって、来てくれました。

初めてレッスンの2回めのレッスンの内容は、ほぼ前回と同じ曲を使って、聴いたり、歌ったり、弾いたり、リズム遊びなどをしました。

新しい曲は、”ごきげんぞうさん” ♪ 象の鼻をイメージさせながら、身体全体を使い、ゆらゆらとゆっくりなリズムを感じさせます。バックに流れてくる音楽は、素晴らしいオーケストラの演奏です。

曲が終わった時、子どもさんのお母さまが言われました。「ドとレの音だけで、こんなすごい曲になるんですね」と、感心して言って下さいました。よく気づいていただいたなぁと思いました。よくよくお話しを聞いていたら、お母さまも、子どもの頃、ヤマハの音楽教室に通われていたそうです。

私のレッスンで使う教材や指導法、その音楽をご理解いただけることも嬉しく思いました。ヤマハの教材を使用する上では、定期的な研修を受け、指導に当たっています。総合的な音楽力が楽しいレッスンを通じて身につくことをいつも目指しています。

♪ 秋桜

私の還暦お祝いでいただいた
刺繍の手作り コスモスの風景

エレクトーン指導者の支部で会報誌を定期的に発行されています。イベントのお知らせ、報告、グレード合格者の他、毎回、先生方の紹介やインタビューなど、楽しい内容が盛り込まれています。

今回は、”秋の夜長に聴きたい1曲 ” ということで、私にも記事の依頼が来ました。好きな曲はたくさんあるけど、秋にふさわしいものを1曲選ぶというのも難しいなぁと思いました。

ふと、コスモス…山口百恵さんが歌った ” 秋桜 “が頭に浮かびました。

というのも、音楽のジャンルは、クラシック、ジャズ、J-pop、歌謡曲、演歌、アニソン…何でもよいということだったのです。

そして、”秋の夜長に聴きたい1曲 ” として、” 秋桜 ” を選び、コメントとともに、リーダーの先生へ原稿を送らせていただきました。文字制限がなかったため、ブログを書くように、タラタラと文章が思いつき、とっても長いコメントを書いてしまいました。もちろん、”短く編集して下さい”と自分から断っておいたので、全然構わないのですが、校正ということで送られてきたのには、他の先生方の曲とコメントもあったので、見せていただくと、皆さん一言書かれているだけでしたので、やっぱり、長すぎました。

40年前の1980年10月5日、山口百恵さんの引退コンサートのあった日です。なんか、ふと思った百恵さんの曲ですが、今日は、そんな日にあたりますので、私の書いた記事のコメント原文をここに載せたいなぁと思いました。

[秋の夜長に聴きたい一曲]

♪ 秋桜
(さだまさし)
山口百恵さんが歌った有名な曲。私の好きなさだまさしさんの曲でもあります。和名の秋桜(あきざくら)は、この歌から秋桜(コスモス)と読むようになったそうです。この秋、人生節目のお誕生日を迎える私に、ある方から秋桜の風景の手作り作品のプレゼントをいただきました。秋に咲く、桜のように美しく、穏やかな気持ちにさせるお花。歌詞からは、母に対する想い、母である立場、感謝や私なりに生きていくというような言葉を自分に置きかえると心が打たれます。秋らしい寂しげなメロディーですが、コスモスは別の意味では宇宙。これからの未来や壮大なイメージも感じながら聴くと最高ではないでしょうか。

ほろっと涙したくなる、この曲。いいなぁとつくづく思います。

子どもが音楽を学ぶ重要性♪

手作りリズムカードも使ってのレッスン♪

長く音楽講師を続けていますが、昔はほとんどが子どもさんのレッスンでした。

この頃は、年齢層の幅が、3歳から80代までと広がっています。

それでも、やはり幼児期の音楽レッスンは、一番重要だと思っています。

幼児期は、”弾く”という以前に必要なことがたくさんあります。

幼児さんは、指の関節も、声帯も、まだまだ不完全なようです。

3、4歳で、ピアノやエレクトーンを始めたけど、全然弾けないの…と思われるかもしれませんが、少なくとも1年くらいは、幼児期に必要な能力開発のおけいこの場と考えていただいて、それは、音楽だけでなく、いろいろな能力の下地になると、思っていただくのが、一番かなと思います。

今日のレッスンと生徒さんとのコミュニケーション ♪

生徒さんとのコミュニケーションは素敵です。

今日、月末5週目の火曜日ですが、70前後の生徒さんがそれぞれ1時間ずつのピアノのレッスンに来られました。

お一人めは、毎回、よく練習をされています。ご本人は自信なさそうにされますが、さすがに長く続けていらっしゃることがよくわかります。ただ、間違ったまま、そうだと思い込んだまま弾いているところもあるので、そこを何度か弾いて、直していただくのです。身体の不調もおありなのに、ピアノのレッスンのために出かけて来られることが、身体への自信につながっていらっしゃるようです。

お二人めの方は、とても細かい音符の長い曲も次々と弾いてこられます。この頃、指の関節の痛みを感じながらも、ご熱心に練習されています。どちらかと言えば、しっかりとしたタッチなので、p(弱く)のところもmf(やや強く)になってしまうことや、アクセントがないところにアクセントがついてしまうというようなところが気になるところです。

三人めの方は、レベルは初級から中級くらいですが、どの曲も落ちついた音色でピアノを弾かれます。いつもご熱心なのに、実は、前回レッスン時間になっても来られないので心配しました。時間をうっかり間違われていて、お友達とゆっくりランチをしていたのだと、私に謝りつつ、楽しくお話して下さいました。

お人柄にもそれぞれの個性というものがありますが、それが、ピアノの弾き方や音色に現れます。お一人お一人違うけど、それはそれぞれのいい音。そんなことを感じながら、生徒さんのピアノの音を聴いています。

夕方、ある生徒さんから、”お誕生日おめでとうございます” のメッセージが入り、びっくりしました。どうして、”私の誕生日がわかるんだろう”とちょっとドキッとしたのですが、よくよく考えてみれば…

入会のカードに記入してもらった生年月日を見て、”お誕生日が私と同じですね〜”と言ったことを思い出しました。それをしっかり覚えてくださっていたのです。私からもお祝いメッセージを送りました。

レッスンとの合間に生徒さんと触れ合うちょっとしたことですが、こんな良いコミュニケーションの場が毎日のようにあることは本当に素敵なことだと思っています。

秋の夜長に♪ ジャズの帝王 

マイルスの後ろ姿もなかなかいい
Kind of Blue ジャケット裏面

今日は、三人兄弟の子どもさん宅へ、エレクトーンレッスン。12月のイベントに向けて、それぞれ頑張って練習してくれています。

帰りの車の中で聴くラジオで知りました。

今日、9月28日は、ジャズの帝王、マイルス・デイヴィスの命日だと。

家に帰ってから、ずっと、マイルス・デイヴィスを聴く私。

トランペットの音色はもちろん、なんだか、この秋の夜長に聴く音楽としていい感じです。

今日の日曜日レッスン ♪

今月から、日曜日レッスンを再開しました。

そして、今日は9月最後の日曜日レッスン。何とか1ヵ月、体力的にも慣れてきて、無事にレッスンができました。

私の療養期間に合わせて、お休みして、待っていてくださった生徒さんと、今日も9ヵ月ぶりにお会いできました。教養豊かな方のお話はついつい長くなりますが、こちらも楽しく、とてもためになります。

ピアノは、ほとんど中断してしまっていたご様子ですが、長くフランス語をお勉強なさっているそうで、今、ZOOMで講座を受け、普段の勉強はカフェでしているとのこと。70代の方です。時代にちゃんと乗っかって、素敵ですね。私としてはピアノのレッスンしながら、生徒さんからいろいろなことを教わることとなっています。

今日は、他にアロマに詳しい生徒さんから、コロナ対策にもよいアロマのプレゼント。

この連休中に北海道へ行かれた生徒さんからは、お土産をいただきました。連休中、とても混んでいたようです。北海道に一度も行っていない私は、北海道のお土産、特に六花亭のホワイトチョコはとても嬉しいです。

優しくて、素敵な生徒さんに囲まれて、毎回のレッスンを楽しくさせていただいています。